むくみへの栄養学的アプローチ~血液検査から読み解く~

人間も動物のように這っていれば簡単にむくむようなことはなかったのですが,人間が立って歩くようになったために,静脈血が脚にうっ滞し静脈圧が上がってしまい,そのために脚がむくんだりするようなことが生じるようになりました。
むくみは血管外の皮下組織に過剰に溜まった水分です。
毛細血管領域の主に動脈側から出た水分や蛋白で代表される物質は,いったん組織に栄養を配給してまたリンパ管や静脈に回収されます。
その際には水分のほとんど90%は静脈に還り,残りの10%はリンパ管に還るという仕組みになっています。つまり,むくむということは静脈の流れが大きく影響しますから,血管外の過剰な水分(むくみ)を減らすためには,まず静脈の機能を活発化させ,それからリンパ管の働きを活発化させていくことになります。
つまり,むくみを減らすにはまず静脈の機能を活発に動かし,さらにリンパ管を活発化すればよいということになります。



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