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Woman Health

睡眠と栄養の関係性について

睡眠障害や睡眠の質の低下がみられると、成長ホルモンの分泌が少なくなるなどの問題が発生してくる。 当然睡眠不足にもなるため朝起きれない、日中眠いなどの症状が出ることは多々ある。睡眠障害や睡眠の質の低下がみられると、成長ホルモンの分泌が少なくなるなどの問題が発生してくる。 当然睡眠不足にもなるため朝起きれない、日中眠いなどの症状が出ることは多々ある。
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オメガ3とがん(乳がん)の関係性

中国を拠点にする調査チームは、米国、欧州、アジアの計88万3,585人を対象にした、26件の前向きコホート研究の報告を解析した。 2万905人の女性が乳がんを発症したが、魚油由来のオメガ3系多価不飽和脂肪酸をもっとも多く摂取した群は、もっとも少なく摂取した群に比べ、乳がんリスクが14%低下した。 もっとも乳がんリスクが低下したのはアジア女性であり、これはふだんの魚の摂取量が欧米諸国に比べて多いためだろうとしている。 統計的にみると、オメガ3系脂肪酸を1日0.1g多く摂取するごとに、乳がんリスクが5%下がるという。脂肪の多いサケやマグロ、イワシなどの魚を1週間に1~2食分食べると、この量を満たすことができる。 魚の油にはエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などが多く含まれ、血液中の中性脂肪値を下げたり、血栓ができるのを防ぐ働きがある。
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ケトン体を改めて理解する

ケトン体とは、アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸の総称である。飢餓状態や糖尿病などにより、エネルギー源として血糖を利用できないと、中性脂肪は脂肪組織で遊離脂肪酸に分解される。ケトン体はこの分解された脂肪酸から、エネルギー源の代わりとして肝臓で産生され、血中に放出される。 ケトン体が体内に増加した状態をケトーシスと呼び、進行するとケトアシドーシスに至る。 ■血中のケトン体上昇の原因 血中のケトン体が上昇するのは以下のような場合である。 ・飢餓、絶食状態 ・糖尿病や内分泌疾患などによる糖利用障害 ・発熱、外傷、感染症、運動、高脂肪食、ストレスなど
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疲労と低胃酸の関係性について

胃は、毎日休まずに食べ物を消化してくれる大切な臓器です。にもかかわらず、私たちは不規則な食生活や、食べすぎ、飲みすぎなどによって胃を酷使しがちです。暴飲暴食や喫煙、アルコールのとりすぎなどを繰り返していると、胃は疲れ傷つき、体力も低下して、やがてはいろいろな病気の原因にもなっていくおそれがあります。 また、胃は精神的ストレスによる影響を受けやすい器官といえます。ストレスを受けることによって自律神経のはたらきがアンバランスになると、胃の運動や分泌活動のリズムが乱れ、食欲の低下が起こったり、胃の粘膜からの出血、さらには潰瘍ができることも知られています。このように、何かと忙しくストレスの多い現代の生活では、ちょっとした変化で胃のコンディションが左右されます。胃が疲れがちな人は、まず食生活から見直すようにして、じっくりと体力の回復につとめてください。  
健康

偏頭痛(片頭痛)について栄養学的アプローチ

こめかみから目のあたりが、ズキズキと心臓の動きに合わせるようなリズムで痛むのが特徴。吐き気や嘔吐を伴い、光・音・気圧や温度の変化に対して敏感になることも多い。個人差があるが、1ヵ月に1~2度、多い人だと1週間に1度などのペースで周期的に痛みが起こり、体を動かすことで痛みが増すため、日常生活に支障を来たすこともある。原因ははっきりと解明されていないが、脳の血管を取り巻く三叉神経の炎症が関わっていると考えられている。20代~40代の女性に多く、生理前から生理中にかけて頭痛が起こりがちであるため、女性ホルモンとの関係性も疑われているが、男性にも起こる。
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エビデンスを元にしたマグネシウムの重要性について②

日本人にマグネシウムは足りているのでしょうか? 日本の土は火山灰土であるため、もともとミネラルが少なくなっています。また現代の日本人はストレスがあったり、アルコールをたくさん飲んだり、精製された白いお米やパンを食べる機会が増えたりしているため、マグネシウムが足りなくなっているおそれがあります。 マグネシウムの摂取不足 白いパンや白いごはん、お菓子など アルコールの飲みすぎ ストレス 様々な薬の投与
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エビデンスを元にしたマグネシウムの重要性について①

マグネシウムはすべての細胞や骨に広く存在しています。そして300種もの酵素反応に関わっているといわれます。 マグネシウムはそれだけ大切なので、人のからだは血中のマグネシウムが不足すると、骨からマグネシウムを取り出して常にマグネシウムの量を一定に保とうとしています。 人のからだの中には、約25gのマグネシウムが存在します。マグネシウムはすべての細胞に広く分布し、50~60%は骨に、1%は血中に存在します。 マグネシウムが関わる働きとしては以下のようなものが挙げられます。マグネシウムは300種もの酵素反応に関わっているといわれます。